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防水工事の種類を細分化する!それぞれの工法の特徴を紹介

防水工事には建築防水や住宅防水、土木防水などさまざまな工事が施工されます。

そのため、種類もかなり豊富であり、派生した工法も含めると紹介しきれません。

 

そこで今回は、主にマンションやビルといった施設で施工される防水工事の種類について解説しましょう。

 

2種類の防水工事:アスファルト防水と改質アスファルト防水

防水工事は、主にアスファルト防水、改質アスファルト防水、合成高分子系シート防水、そして塗膜防水の4つに大別されます。
ここでは、方法が似ているアスファルト防水と改質アスファルト防水の2種類について解説しましょう。

 

アスファルト防水とは?

アスファルト防水とは、液状になったアスファルトを施工場所に張り付けていく工法です。

熱工法と常温工法があり、用途に沿って施工します。

 

まず、熱工法は、あらかじめ溶融釜で溶かしたアスファルトをアスファルトシートの接着剤のようにして使用し、シートを固定していく工法です。

重要な建物などに使用される工法ですが、においなどが問題になります。

 

次に常温アスファルト工法は、常温でも溶けている特別なアスファルトを使用してシートを固定する防水工事の種類です。

環境性能が高いことから官公庁での採用が多いタイプです。

 

改質アスファルト防水とは?

改質アスファルト防水は、通常のアスファルトを強化した特殊なアスファルトを張り付けていく種類です。

まず、トーチバーナーのような道具であぶっていくのがトーチ工法で、高温によって改質アスファルトのシートを固めます。

 

次に粘着層(大きく特殊な両面テープのようなもの)を使って改質アスファルトを張り付ける常温粘着工法があります。

こちらはリフォームや改修工事で用いることが多い工法です。

 

最後が機械固定工法で、これはビスを機械で打ち付けるものです。

 

合成高分子系シート防水:樹脂のシートを張り付ける

合成高分子系シート防水は、樹脂などのシートを張り付ける工法で主に3種類あります。

 

塩ビシート

塩化ビニル樹脂系、いわゆる塩ビを使用した防水です。

強度の高いビニールシートを接着剤や機械などで固定していく工法です。

寒冷地に強いメリットがあります。

 

ゴムシート

ゴムシートは、加硫ゴムを使用した防水工事で、こちらも塩ビ同様に接着剤を使用した工法や機械で固定していく工法があります。

やや防水工事としては防水性能が劣るものの、環境性能の高さなどがメリットです。

 

TPEシート

TPEシートは熱可塑性エラストマーと呼ばれる素材を使用した、比較的新しい工法です。

環境性能が高いものの、長期にわたった使用された実績がないため、未知数な部分はあります。

 

塗膜防水:塗装して防水する工法

直接塗装して防水するのが塗膜防水です。

これは非常に種類が多いものの主だったものとして次のような種類があります。

 

・ウレタン系:下地の影響を受けやすいものの自由に塗装できる。

・アスファルト系:アスファルトを直接塗るため強度が高い。

 

・クロロプレン系:環境性能が高く、デザインも美しいものにしやすい。

・繊維強化プラスチック(FRP)系:塗膜ができると強度の高い防水工事になるため、歩行者がいる場所に採用されやすい。

 

発展が期待される工法であり、これら以外にも新しい塗膜工法が登場する可能性は十分あります。

 

まとめ

防水工事は主にアスファルト防水、改質アスファルト防水、合成高分子系シート防水、そして塗膜防水があります。

今回はそれらの4種類を中心にさらに細分化させて紹介しました。

 

いずれの工事も専門業者であれば、ほとんどの工法に対応できるため、気になる方は、防水工事の専門業者に相談してみましょう。

 

兵庫県の防水工事は久保工業にお任せ下さい。


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