ベランダの防水工事はその形状や陽射しの状況などに適した種類を選びましょう①
一般的な住宅のベランダの素材は、コンクリ―トや木材が使用されていることが多いです。
ベランダがコンクリートや木材のままだと雨などの水が屋内に浸み込むためベランダ表面の防水工事を行う必要があります。
ベランダの防水工事を行うことで表面が防水層に覆われて水漏れなどの心配がなくなるでしょう。
ベランダの防水工事ですが、外壁塗装などと同じように経年劣化してしまいます。
ベランダ防水工事でのメンテナンス工事
ベランダの防水工事の種類は複数あります。防水工事の内容により耐用年数、施工費用などが違います。
ベランダ工事の中でメンテナンス工事の要素が強いものがトップコートの塗り替え。
これは、ベランダの表面についた軽微な傷などを整えるものとなっています。
最大のメリットは施工費用が安いこと。
自分で実施できるベランダ防水ですが、大きなダメージが発生する前に実施するメンテナンスとなります。
トップコートの塗り替え手順は、ベランダの防水層部分、表面に新しく防水材を塗るものです。
ベランダ表面の防水材は経年劣化により保護効果が弱くなります。
防水効果が弱くなると、内側まで水分が浸みこむ可能性があります。
このように、内側の防水層が痛む前に表面の防水層が塗り替えていこうというものです。
トップコートの塗り替え時期としては、約5年から最長10年がおすすめ時期とされています。
ベランダ防水の種類について
ベランダ防水にあたるものでは、FRP防水、シート防水、ウレタン防水という種類があります。
これらの防水工事は、耐用年数、施工費用ともに同じ程度となります。
違いは、ベランダ防水工事に使用する防水シートの素材の違い、手順ではないでしょうか。
FRP防水
FRP防水では、繊維強化プラスチックというシート状になっている防水繊維を貼り固めます。
FRPは軽量で丈夫な床に仕上がります。
また、衝撃や摩擦に強く、工事期間が短くて済むというメリットがあります。
ただし、紫外線に弱く、広いベランダには向いていないというデメリットもあるため施工場所に注意する必要があります。
FRP防水の手順は、ベランダにシートを敷く。シートを保護する目的でトップコートを塗り、乾燥したら完成です。
ベランダ工事の工期は約1から2日という非常に短期間で完成する点は嬉しいですよね。
FRPの特徴で耐荷重性、耐摩擦性に優れていることからベランダを歩き回っても傷みにくいというメリットがあります。
また、シートが軽量なことから古い住宅や重さに耐えられない住宅などにはおすすめの素材となっているようです。
ただし、FRPは紫外線に弱いという欠点からトップコートの塗り替えなどのメンテナンス頻度が高くなるという欠点があります。
トップコートの塗り替え目安は5年に1度です。
次回も引き続きベランダ防水の種類について説明していきたいと思います。
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